大元神社(大分)

どんな神社?

所在地:
大分県杵築市山香町大字向野
御許山(おもとさん) 標高647m、別名「馬城峰」と呼ばれます   

由緒:
日本書紀には、神代に「比売大神」が「宇佐嶋」に降臨されたと記されています。
「比売大神」とは、湍津姫命・市杵嶋姫命・田霧姫命の三女神のことです
「宇佐嶋」とは、御許山(おもとさん)のことで、馬城峰とも呼ばれます。

比売大神は八幡大神が現れる以前から、この土地の神さまとして崇敬されてきて、
それが宇佐神宮の始まりにつながり、現在の大元神社が宇佐神宮の奥宮といわれる由縁のようです。

ちなみに、宇佐神宮のご祭神八幡大神は、応神天皇のご神霊で欽明天皇の三十二年(571)宇佐の地に顕れたと伝わり、神亀二年(725)現在の地(宇佐市小椋山)に社殿が造立(一之御殿)され、お祀りされるようになりました。
そして、天平五年(733)二之御殿が造立され、比売大神が鎮まります。

  • 注記 三女神の名については、宇佐神宮の記す表記によっています。

ご祭神:
比売大神(ひめ おおかみ)
 湍津姫命(たぎつひめ の みこと)
 市杵嶋姫命(いちきしまひめ の みこと)
 田霧姫命(たぎりひめ の みこと)

例祭日:
4月29日(山開きを兼ねているそうです)

神社紹介:
八幡総本宮 宇佐神宮 http://www.usajinguu.com/index.html

境内の様子


 
 
 

『神は親なり 氏子は子なり 詣る社は面会所』(立てかけられた”言の葉”書き)

入り口から建物の中を覗くと、奥に鳥居が立ち、分かりづらいですが、「奥宮」という額がかかっています。
この建物は、向こうの森にあるであろう磐座(いわくら)を拝し祭祀をする拝殿であることがわかります。


拝殿の横から、奥に回り込んでみます。
そうすると、石灯籠が立ち、綺麗に花が供えられています。
ですが、驚いたことに、鳥居の柱の間に鉄線が巡らされています。
この場特有の雰囲気と、鉄線の物々しさとに気押され、これ以上歩みを進めることは、はばかられました。
ですので、鳥居の向こうを窺い見ることはできないまま、しばし呆然とした思いで立ちつくしました。


横には、このような看板が立ちます。
むやみに立ち入る雰囲気ではないです。


拝殿の左手横に立つ石灯籠ですが、各々に特徴があり、興味深いです。
はっきり江戸時代後半と分かるものを含め、いずれも相当の年数を経ていることが見てとれます。


これも石灯籠でしょうか、いっけん亀の姿にも見える石造物が一基あります。


こちらは、拝殿の右手横に立つ石灯籠です
いずれも、ほかでは見かけることがないような様式です。
こちらの奥にも、立入禁止の看板が立ちます。

アクセス

  • 西屋敷登山口ルート
  • JR日豊本線 西屋敷駅から約5km 徒歩1時間50分(ずっと上りの山道)
    西屋敷駅は宇佐駅から別府方面へ、ひと駅

  • 正覚寺登山口ルート
  • 東九州自動車道 宇佐インターから県道658号線経由 正覚寺口まで車で30分
    宇佐神宮から国道10号線、県道661、658号線経由 正覚寺口まで車で30分
    さらに正覚寺口から徒歩40分

  • タクシー
  • 宇佐神宮ないし宇佐駅などから、タクシーが乗せて連れて行ってくれるようです。
    ルートは西屋敷登山口からの道で、神社まで残り数百メートル、駐車場(未舗装)がある地点までのようで、タクシーを降りて更に10〜15分は歩くことになるでしょう。
    狭いデコボコの山道で、乗せてもらうとはいえ、それなりの覚悟が必要のようですし、所要時間、料金など要確認です。
    雨だと滑るので、行ってもらうことができない場合もあるようです。