旅行記

箱根の旅行 旅のしおり

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箱根の旅行

今回は、一泊二日で箱根の神社を巡ります。
箱根は、何歳になっても、四季いつ行っても、楽しめます。
それを、あらためて実感した旅でした。

まず、旅の始まりに ”ロマンスカーに乗る” というだけでワクワク感を覚えます。
そして、箱根登山鉄道のかわいい車両に乗り換え、地形の変化を車窓から眺めつつ、強羅からのケーブルカー、ロープウェイ。そして芦ノ湖では海賊船に乗るなど、乗り物好きにとって、これだけで充分魅かれます。

駒ヶ岳から神山、そして大涌谷へのトレッキングは、火山性ガスの影響が懸念され、通行できなかったのが心残りですが、神社参拝とともに乗り物と地形、そして温泉付きのプチホテルでの宿泊を心ゆくまで楽しむことができました。

箱根は神奈川県の南西部に位置する観光地です。
静岡県との境には、両県をまたがる箱根山(はこねやま)があり、現在でも火山活動が続いています。(2017年)

一帯は大きなカルデラで、芦ノ湖や大涌谷に上がる噴煙を目のあたりにし、太古からの火山活動と”活きている地球” に想いがいたるのも特筆されます。
数十万年遡っての火山活動に限ってみても、人の生存に大きな影響を与え、それが生きていく上での祈りに通じたであろうことは容易に想像されます。
箱根火山の中央火口丘最高峰を神宿る山「神山(かみやま)」ととらえ、駒ヶ岳頂上で「神山」を遥拝したことが、得心できる旅でもありました。

東京からは、電車で1時間半ほど。都心からのアクセスもよく、年間を通して人気があるのも納得です。

| コース |

  1. 新宿駅〜元箱根港
  2. 箱根神社〜恵比寿社
  3. けけら木〜お休み処
  4. 箱根園〜白龍神社
  5. 九頭龍神社 本宮〜駒ヶ岳
  6. 箱根神社 元宮
  7. 箱根園港〜元箱根港
  8. 甘酒茶屋〜新宿

訪れた神社

箱根について

箱根は、神奈川県の南西部に位置する観光地です。
静岡県との境には、両県をまたがる箱根山(はこねやま)があり、現在でも火山活動が続いています。(2017年)

江戸時代には東海道の関所が置かれるなど、古くからの日本の要所として知られます。特に明治時代に、温泉観光地としての開発が一気に進みました。そのおかげか、山がちなエリアにも鉄道が張り巡らされています。現在ではロープウェイや遊覧船も運行しており、景色を楽しみながら駒ヶ岳や芦ノ湖を訪れることができます。

カルデラ湖である芦ノ湖にも変遷があり、九頭龍(くずりゅう)伝説が箱根神社そして九頭龍神社への信仰と結びついています。神社の縁起とともに、この地域の地学的成り立ちや有史以降の人の営みにいたるまで思いを巡らすと、神社の参拝にさらなる厚みをもたらし、旅のおもしろみが増します。


箱根神社

箱根は、神社巡りにぴったりの場所と言えるでしょう。
多くの神社が鎮座しているため、全ての神社を周ろうとすると、1日では足りないかもしれません。


箱根火山

「箱根火山」ないし「箱根山」は、約40万年前から現在に至るまで火山活動が継続していて、
その内容も成層火山、単成火山、カルデラの形成など多様性に富む、
明星ヶ岳、金時山、三国山、大観山などを外輪山とする一帯を指します。

20万年前前後と8~6万年前頃の2度の時期に起きた度重なる大噴火で、徐々に今の山容になったそうです。
カルデラとは、ポルトガル語で大きな鍋という意味ですが、神山、冠岳、駒ヶ岳など中央火口丘の山々が鍋の真ん中で、芦ノ湖や仙石原が鍋の底にあたります。

このような直径11kmの大きなカルデラの中央に位置し標高が一番高い山は「神山(かみやま)」と呼ばれています。
同じく中央火口丘に位置し神山を遥拝する場が駒ヶ岳頂上に設けられ、それが現在の「箱根神社」に引き継がれているというのも得心のいくところです。

なお、駒ヶ岳から神山を通り大涌谷に至るハイキングコースがあるのですが、大涌谷(おおわくだに)周辺の火山性ガス噴出の影響があって、今は通行禁止になっています。(2017年12月現在)

大涌谷は、約3,000年前に箱根火山最後の水蒸気爆発により神山(かみやま)が崩壊してできた爆裂火口で、
あちこちから硫化水素を含む噴気が上がり、岩石は粘土化して赤茶けた山肌が剥き出しです。
沸き立つ湯釜、白煙を吹き上げる噴気孔など、火山のダイナミックな活動を目の当たりにする場所です。

眼下に芦ノ湖を望む。

大涌谷火口周辺での防災の取組みと、箱根火山の形成については、次の箱根町観光情報サイトが詳しいです。
▶︎箱根観光情報ポータルサイト 箱根全山 http://www.hakone.or.jp


箱根十七湯

箱根山一帯(湯本、塔ノ沢など)にある温泉は、江戸時代から明治時代中頃にかけ「箱根七湯」と呼ばれていました。
近年にかけては、小涌谷、仙石原などが増え「箱根十七湯」と総称されるようになりました。
火山活動の恵みとして豊富な温泉を楽しむことができるのも、箱根の魅力です。

箱根の温泉の特徴は、泉質がアルカリ性単純温泉、食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)、石膏泉(カルシウム-硫酸泉)など約20種類に及び、全体で一日2万5千トンもの湧出量があることです。
小田原側から行くと、箱根湯本から箱根山の外輪山の内側各地で、いろいろなお湯を宿泊はもちろん足湯で楽しむことができ、強羅駅前にはちょっと珍しい手湯もあったりします。


駒ヶ岳(こまがたけ)

駒ヶ岳(こまがたけ)は箱根火山の中央火口丘の一つで、標高1,356m、神山に次ぐ高い山です。
神山(かみやま)を神と仰ぎ、古代、ここが祭り(祀り)の場だったようです。

山頂にある案内板。
“箱根の山岳信仰では、古くから神山を神と仰ぎ、駒ヶ岳山頂をその祭りの庭としてきました。”


駒ヶ岳山頂には箱根神社 元宮(もとつみや)が鎮座しています。
くわしくは神社図鑑のページにて。

アクセス

箱根へ行くには?

公共交通機関を使った箱根への行き方を、何通りかご紹介します。

新宿駅を経由するときは、電車のほかに高速バスも便利です。

  • 小田急 小田原線の電車に乗る(新宿駅→箱根湯本方面)
  • 小田急箱根高速バス 箱根線に乗る(新宿バスタ→桃源台)

飛行機や新幹線を利用するときは、以下のようなルートがスムーズです。

  • 東海道新幹線 小田原駅で降り、小田急電車へ乗り換える
  • 小田急箱根高速バス 東京線に乗る(東京駅→桃源台)
  • 小田急箱根高速バス 羽田線・箱根湯本エアライナーに乗る(羽田空港 or 横浜→桃源台、箱根湯本)
  • 特急バスに乗る(三島→終点 元箱根港)

新宿駅から小田急 小田原線の電車に乗る場合は「箱根フリーパス」が便利です。
新宿駅から箱根へは2日間有効券で5,140円。3日間有効券で5,640円です。(2017年12月現在)
ただし、ロマンスカーの特急券は別料金が必要となります。

小田原駅から先、箱根湯本までの区間は、箱根登山電車が便利です。

▶︎小田急電鉄 http://www.odakyu.jp
▶︎箱根登山鉄道ホームページ http://www.hakone-tozan.co.jp/

箱根に到着したら?

箱根湯本から先は、引き続き箱根登山電車で強羅まで進みます。
強羅からはケーブルカーがでており、早雲山まで行くことができます。
早雲山からロープウェイに乗って、芦ノ湖方面を目指しましょう。

桃源台から、遊覧船徒歩とで箱根神社へ向かいます。
今回は海賊船に乗って芦ノ湖を渡り、元箱根港から歩いて箱根神社へ到着しました。

芦ノ湖には港が5つあり、遊覧船がでています。
箱根観光船(海賊船)に桃源台で乗り元箱根港方向に向かって間もなく、
また湖尻で芦ノ湖遊覧船に乗ってまもなく、九頭龍神社 本宮の水上鳥居を見ることができます。

・桃源台〜箱根町港〜元箱根港:小田急電鉄系列の会社
・湖尻港〜箱根園港(箱根 駒ケ岳ロープウェーがある所)〜箱根関所跡港〜元箱根港:西武電鉄系列の会社
の遊覧船となっています。

▶︎伊豆箱根鉄道グループ http://www.izuhakone.co.jp/
毎月13日の 九頭龍神社月次祭(つきなみさい)に合わせて、参拝船も運行しているとのこと。

さらに旅行を楽しむには

・箱根ナビ
http://www.hakonenavi.jp/index.html

・箱根ジオミュージアム
http://www.hakone-geomuseum.jp

・シェアサイクル
http://docomo-cycle.jp/kensei/

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