壱岐 旅のしおり

今回は、博多から日帰りで長崎県の壱岐島(いきのしま)に行きます。

九州郵船の高速船ジェットフォイル


壱岐の郷ノ浦港で撮ったものです。
この船で、博多港から1時間10分。
壱岐は長崎県ですが、交通の便は福岡県の博多からが便利です。

訪れた神社

  • 天手長男(あま の たながお)神社
    ※壱岐国一の宮
  • 原の辻遺跡(はるのつじ)
    ※“神社”でありませんが、弥生時代の環濠集落の中に「主祭殿」というものがあります
  • 白沙八幡(しらさはちまん)神社
  • 興(こう)神社
  • 國片主(くにかたぬし)神社
  • 月読(つきよみ)神社
  • 住吉(すみよし)神社
  • 聖母宮(せいぼぐう)

壱岐島について

九州の北、沖合い20kmの玄界灘に位置する南北17km、東西14km、周囲167kmの島で、九州と対馬の中間に位置します。
島の大部分は玄武岩に覆われた溶岩台地です。高低差が小さく、最高峰の「岳ノ辻」でも標高212.8mです。
暖流の対馬海流が流れる影響で、気候は温暖です。

ジェットフォイルから撮った壱岐島
起伏が緩やかなことがわかると思います。

歴史

縄文時代から弥生時代にかけても、広く人が住んでいたようで、島内で遺跡が何か所も見つかっています。横穴式石室古墳など古墳が多くあり、古墳を見て回るだけでも数日を要するくらいです。

特筆されるのは、当時の中国大陸の史書である『三国志』のうちの ”魏書東夷伝倭人条”(いわゆる『魏志』倭人伝)において、「一大國」の存在が記されていることです。また、『魏略』の逸文、『梁書』、『隋書』では「一支國」と記されていますが、この一大國ないし一支國は、現在の壱岐のことで、『魏志』倭人伝に記された国のうち、”国の位置” と ”王都の場所” 両方が特定されているのはここだけです。1993年には、長崎県教育委員会が島内の「原の辻遺跡」を一支國(一大國)の中心集落と発表しました。

歴史的に大きな出来事としては、鎌倉時代中期のいわゆる元寇(文永弘安の役)の際に大きな損害を受けたことが挙げられます。
やがて江戸時代になると、松浦(まつら)党の流れを汲む平戸松浦氏の平戸藩の治世下になり、明治維新後の廃藩置県により平戸県になります。
さらなる再編により平戸県は長崎県と一体となり、今に至ります。

なお、地図を見ると佐賀県か福岡県ではないかという印象を受ける壱岐ですが、行政上は長崎県です。そして、平成の大合併により、現在は島全体で壱岐市となっています。

特産品

新鮮なウニとイカ。島で採れたものです。

特産品の中でも特に知られるのは、麦焼酎の「壱岐焼酎」と黒毛和牛の「壱岐牛」、そして新鮮なウニとイカです。
壱岐は麦焼酎の発祥地とされ、その伝統と製法が評価を受け、平成7年7月WTO(世界貿易機関)の『地理的表示』が認められました。
この時「壱岐焼酎」は、熊本県人吉地方の「球磨焼酎」、沖縄県の「琉球泡盛」とともに指定されています。

壱岐市役所 https://www.city.iki.nagasaki.jp

壱岐焼酎
壱岐酒造協同組合 http://www.ikishochu.org

温泉

島の北西部、湯ノ本湾岸に、壱岐随一のいで湯として知られる「湯ノ本温泉」があります。
神功皇后が壱岐に立ち寄った際、湧き出ているお湯を見つけたと伝えられる温泉で、皇子(応神天皇)誕生に当たっては産湯として使われたという言い伝えが残っています。
現在は、7軒の旅館と数軒の立寄り湯があります。そのほか、ボーリング鑿井により温泉を掘りだし使っている所が島内数か所にあります。

湯ノ本温泉 http://www.ikikankou.com/wp/?p=953no

アクセス

壱岐島に行くには

船で壱岐へ
・九州郵船 http://www.kyu-you.co.jp

【ジェットフォイル】
博多港→郷ノ浦港 1時間10分
博多港→芦辺港 1時間5分

【フェリー】
博多港→郷ノ浦港 2時間20分
博多港→芦辺港 2時間10分
唐津東港→印通寺港 1時間45分

飛行機で壱岐へ
・オリエンタル エア ブリッジ https://www.orc-air.co.jp
長崎空港→壱岐空港 30分 1日2便

壱岐島に着いたら

島内の交通機関
・バス、タクシー 壱岐交通http://iki-kotsu.com/bus/index.html

・レンタカー
十数社あり