宮地嶽神社 奥之宮(福岡)

どんな神社?

所在地:
福岡県 福津市 宮司元町7-1

宮地嶽神社 拝殿の右横、奥の宮八社巡り参拝入り口を進んだ先にあります。
宮地嶽神社については神社図鑑:宮地嶽神社のページにて。

周辺の様子

奥之宮神域にいたる参道

奥之宮神域の入り口


「奥の宮八社めぐり」の標柱が、鳥居とともに立ちます。

境内の様子

一番社「七福神社」(しちふく じんじゃ)


恵比寿、大黒天など七福神をお祀りし、さまざまな福徳を得ることができます。


七福神のうち大黒天をお祀りする「大黒堂」が、隣り合って建ちます。

二番社「稲荷神社」(いなり じんじゃ)


宮地嶽の稲荷神社に、人々は次のような祈りや願いを込めてきたそうです。
五穀豊穣:米、麦、豆など五穀が豊かに稔る祈り
腕前上達:調理の腕前が上がる願い
商売繁盛:お店の繁盛の願い

三番社「不動神社」(ふどう じんじゃ)


横穴式石室古墳の中に、お不動さまが祀られています。災いと厄を除くご利益があります。


古墳の横穴入り口に拝殿が建てられ、石室が奥にあります。
内部の撮影は禁止なので、写真はここまでです。

ただし、公式フェイスブックページで、石室内部の写った写真を見ることができます。
不動神社のお祭りの写真に、石室が写っています。(2018年 7月時点の情報です)
「宮地嶽神社 奥の宮」 https://www.facebook.com/okunomiya8

四番社「万地蔵尊」(よろず じぞうそん)


お地蔵さまは子ども達の守り神で、ことに宮地嶽のお地蔵さまは「万地蔵さま」と呼ばれ、子どもの願いは万(よろず)の事を聞いてくれるそうです。

五番社「恋の宮」(こいのみや)


あわしま様(淡島神社)と、ぬれがみ様(濡髪大明神)の二柱を併せ祀ります。


女性の身体をお守りする「あわしま様」、心をお守りする「ぬれがみ様」。
女性の心身を一緒にお守りする神さまです。


ハート形の紙に願い事を書いて、つりさげるようになっています。
”ご縁”があるようにということでしょうか、五円玉が一緒にさげられているものも。
濡れ髪さまは、女性の良縁にもご利益があるようです。

六番社「三宝荒神」(さんぽう こうじん)


”火”を治める霊力を持ち、時には荒々しい働きをする火の難を除き、台所の守り神、食物の調理の神さまとして崇敬されているそうです。


また「三宝」とは、人の生存に不可欠な、煮炊きに必要な”水”、食物を育てる”土”、食物を調理する”火”、この三つをさします。

七番社「水神社」(すい じんじゃ)


宮地嶽周辺に大きな川はありませんが、江戸時代、年貢米の返上を願い出ることなく米作りができたそうです。
それには、泉に湧く伏流水の恵みが大きかったようです。
そのようなことを含め、水を大切にし、感謝する気持ちが、この神社の龍神さまへの信仰に結びついているようです。

八番社「薬師神社」(やくし じんじゃ)


修験者が宮地嶽山中で修行する際、ケガや病気をしないよう、お薬師さまをお祀りしたのが始まりとのことです。
そのようなことから、病気平癒を願う人や、薬草を求める人などの参拝が多いそうです。
5月3日は薬草祭で、薬草茶による接待があるそうです。

古墳と不動神社に関する説明書き

 

【宮地嶽横穴式石室古墳と奥之宮不動神社】 当不動明王は宮地嶽巨石古墳に鎮座されています。
巨石古墳とは「横穴式石室古墳」で寛保元年(1741)宮地山が
鳴動(地震)し、その口が開きました。
以来、あまりに荘厳な墳墓からか、修験者たちが不動明王をお祀り
しました。そこで当社の不動明王は岩屋不動とも称され篤い信仰を
頂いております。
この古墳は玄武岩を五~六m四方の大きさに切り出し、十三個を
左右上下に組み合わせて作られた石室を持ち、全長は二十三mを誇
る日本一の大きさで、古墳時代の終焉六世紀~七世紀にかけて建立
されたものです。
古墳内部からは三百数十点余りの宝物が出土、瑠璃(ガラス)壺
や黄金の鎧(あぶみ)、黄金の天冠(てんかん)、特大金銅装頭椎大刀
(とくだい こんどうそう かぶつち たち)等、特に豪華絢爛な
二〇点が国宝の指定をうけています。この様な所から地下の正倉院
とも称され、同時代の奈良・飛鳥の石舞台の主である蘇我馬子公の
墳墓よりも規模が大きい事から、ここ北部九州一帯を治めた埋葬者
の絶大なる権力を垣間見る事が出来ます。
宮地嶽の眼下には玄界灘の島々が見渡せ、白砂青松の海岸には日
本一綺麗な夕陽が沈みます。「相ノ島」はそこに位置しています。
この相ノ島こそ、海人族・阿曇の聖地です。そして宮地嶽古墳の巨
石は、この相ノ島から切り出された玄武岩ですし、相ノ島の積石古
墳と同質の石です。
阿曇の祖は磯良公と申され芸能の祖とも言われています。その末
裔には磐井の戦で名を馳せた「つくしの磐井」が居ます。そして宮
地嶽古墳には阿曇の人々に繋がる九州王朝の長が祀られています。
そんな “つくしの磐井” に繋がる「つくし舞」明治初年頃まではこ
の古墳内部で舞われていましたが長らく途絶え、昭和五十八年に当
社にて再興・伝承されています。

奥の宮不動神社の祭典
一月二十八日 初不動祭(孝養ロウソク神事)ご開門
二月二十八日 春季大祭(無病息災ぜんざい祭)ご開門
七月二十八日 夏季大祭 ご開門
十月二十二日 つくし舞奉納(本殿前)
毎月二十八日は お不動尊命日祭