海洋神社は、大海龍神をお祀りする神社です。島中心部の奥尻地区に鎮座する澳津神社の境外末社(けいがいまっしゃ)でもあります。
どんな神社?
所在地:北海道 奥尻郡 奥尻町 宮津
由緒:東風泊(やませどまり)地区の鎮守さまとして創建
ご祭神:大海龍神(おおわたつみ の かみ)
例祭日:8月19〜20日
参考:”境外末社(けいがいまっしゃ)”について
その神社と同一の境内地で祀られている場合は”境内社”、境内地外で祀られている場合は”境外社(けいがいしゃ)”という呼び名があります。
海洋神社の場合は、澳津神社の境内地外で祀られている、澳津神社と縁のある神社ということです。
境内の様子
多少の高波などでも被害がないよう配慮し、高台に造られたのかもしれません。
内陸の水田や畑の中であれば ”鎮守の森” という景観を呈するところ、海に近いので ”鎮守(ちんじゅ)の丘” という印象を受ける立地になったと思われます。
社殿は、このような階段を上った先にあります。
社殿
風雪に耐え、屋根や板塀なども手入れされ、この地区の人たちに護られてきた様子が窺えます。