火口外縁まで登ってきました。
ここから、「お鉢巡り」スタートです。
お鉢巡りスタート地点
道程標があります。
左手に15分ほど行くと八丈富士最高地点です。
そのままぐるっと、外縁を廻るのが「お鉢巡り」です。一周50分ほど。
噴火口の外縁を、これから巡ります。
絶景の連続です。
お鉢巡りの歩き始めは、このような稜線です。
標注。各所にある標注を目印に進むと、迷いません。
左手を見ると、島の中央の一部と太平洋。
右手を見ると、大きなカ噴火口の中にある台地上の中央火口丘と、外縁を一望することができます。
台地中央には池が見えます。
お鉢巡り:八丈富士の最高地点
標高854.3m。伊豆七島で一番高い地点です。
マグマが冷えて固まった岩の上に、標注が立てられています。
画面向こう中央が最高地点、その手前下中央から左手が中央火口丘。
火口の内側、火口壁が断崖絶壁となっているのも、よく見てとれます。
お鉢巡り:八丈小島を望む
八丈小島。
海底火山の頂上が噴火を繰り返し、頂上が海面上に姿をあらわしてできた島です。
地質年代のことで、八丈島より先にできたそうです。
この地点に来ると、中央火口丘の左側に、さらに噴火口があることがわかります。お鉢巡りをしている噴火口は「大火口」、その中にある、この噴火口は「小火口」と呼ばれているそうです。
噴火口の周囲は断崖絶壁になっていて、もとはマグマが吹き出たと思われる火口の底は、今はこんもりとした森となっています。ヤマグルマの純林だそうです。
小火口のふち、ここから見てちょうど向こう側に浅間神社が鎮座します。この小噴火口の外縁の一番左側、低くなっている所です。
三角状突起の峰の直下、小火口の外縁が大火口の外縁部と接続している場所にあたります。
強い風があたらないでしょうから、少し背の高い木もあるようです。
このように尖った岩もあり、小火口の底がよくわかります。
向こう側は断崖絶壁で、これ以上近づくのは危険です。
お鉢巡りのスタート地点まで、あと少しです。稜線の道を進みます。
お鉢巡り:ゴール
スタート地点に戻ってきました。
来た稜線の道を振り返ると、右手には太平洋が見えます。